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ようやく前期のいろいろを片付けた。総じて言えるのは、前期は「何の妨害も入らずに、きちんと努力出来さえすれば、自分はここまでやれた」という事が心底身にしみたというか、実感できたというか、そういうところ。自分にとっての所謂「本気を出せばこんなもん」という次元がどこなのかを、衰える前、死ぬ前までに掴めたのは、本当に大きかった。運の悪さ、環境の悪さを恨む事無く、自分で精一杯やれるという事が、こんなに自分の心を軽くするとは思わなかった。「あの時頑張っていれば」という後悔を抱いたまま死ぬのは絶対イヤだったので。まだまだやる事は色々あるし、道半ばどころではない、入り口を抜けたばかりだが、どういう結果になったにせよ、悔いは残らないだろう。

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